ネットワーク構築論 第11回 7/2

Building Network and Services

Webサーバを考える(その2)

a ローカル(自分のPC上)でWebサーバを動作させる(つづき)

b CGIを学生向けWebサーバに置いて動作させてみる

手順: 1. プログラムを用意 (Ruby版 とシェル版 の例を提示する)

#!/usr/bin/ruby
puts 'Content-type: text/plain'
puts
puts 'ok 見えましたね'
#!/bin/sh
echo 'Content-type: text/plain'
echo 
echo 'ok 見えましたね'
  1. これらをテキストエディタで編集し、拡張子 .rb または .cgi で保存する。 コード例

  2. サーバ wwws の適当なディレクトリにアップロードする(FileZilla などの 転送ソフトウェアを使うことが必要)

  3. サーバに置いた当該ファイルのパーミッションを 755 に変更する。

  4. 呼び出してみる

    http://wwws.nagano.ac.jp/j00000/xxx/yyy.cgi

上記のプログラム例だと表示される内容は毎回同じなので 実質的に静的コンテンツに等しいものにしか見えない。 これだと面白くないので、何か毎回違う結果が変えるようなコードが 書けるといいだろう(たとえば右図のようなコード)。

次回の準備として

コマンドプロンプトで(場所=カレントフォルダは今日は問わない)

課題

  1. やや柔軟性のあるWebサーバのページを参考に、 Webrickを使ったプログラムを動かしてみて下さい。 どこまでできたか(と、その結果を)報告ください。

  2. 上記の(Rails使用の)準備をしておいて下さい。問題なくできたかどうか報告下さい。

インストールにあたっての補足

  1. Railsをインストールするためには、Rubyの処理系に加えて、 Development-kit(ネイティブコードの コンパイルができる道具立て)が必要になります。なので、

    して下さい。

  2. 上記をインストールしたら、コマンドプロンプト(管理者でなくていい)で、

    ridk install

    と入れて、1,3 を入力(多分デフォルト値)する。

  3. その作業のあと gem install rails でインストール。