関数からメソッドへ
(以下の番号つきリストにカーソルを置きながら読んで下さい)
- 関数呼出の新しい形式が、このように2つの識別子(名前)を
ピリオド (.) で区切ってつないだ形である。
- 考え方としては、ピリオドの左側が、動作主体となる「もの」の名前、
右側が、その「もの」にさせるべき動作を表す。

- 上では「もの」と呼んだが、
プログラミングの世界ではこれを「オブジェクト」と呼ぶ。
- 右側は「メソッド」と呼ばれるが、関数と概ね同じものだと思っていい。
- こういう考え方で行われるプログラムを「オブジェクト指向」と呼ぶ。
- この双方をレシーバ、セレクタ、と呼ぶ呼び方もある。
- なお、これまで使ってきた関数は、メソッドの右側だけを書いたもの、
と見ることができる。
- その見地から見たとき、これまでkojoで亀を動かすときに呼んだ
forward(), left() のような関数は、レシーバを省略した形だと考えられる。
- レシーバが省略された時には、デフォルトのレシーバとして
turtle0 (最初から画面にいる標準のタートルを表す変数名)が想定されている
と理解していい。