第8回 補足

GCD LCM と 互除法について
- 2つの正の整数の最小公倍数(LCM)と最大公約数
(GCD、あるいはGCMと略記することもある)は、
右図のような関係にある。すなわち、
- 2数をn,m とすると
n * m == gcm(n,m) * lcm(n,m)
の関係。
- GCMは有名な「ユークリッドの互除法」(高校数学で習ってるだろう)で求めることができる。
- LCMは
lcm(n,m)= n * m / gcm(n,m)
で求めることができる。
演算子の多相性
(本節は「オブジェクト指向」がわかるとより深く理解できる
ようになる話だが今日は状況のみ述べる。)
BigIntの入力法
- 桁数の大きい整数は、BigInt型で扱うことができるのは、
これまでの授業で示してきた。が、
- 入力の際に、桁数の非常に大きい整数を入力するとエラーになる。
- そのときは
Bigint("12345678901234567890")
と入力すればいい。
ファイルの置き場所
- 第7回の補足の章で、PCのファイルを
探したり操作したりするためのアプリケーションとして、
「エクスプローラ」があるのを確認した。
- 今後、エディタで作ったファイルや、キャプチャ画像、
ワードやエクセルの文書など、様々なデータを、
自分のPCに「ファイル」として保存することになるが、
- 何をどこに置くか、について、自分なりのルールを
作っておくといい。
- ルールを作らずに暮らしていると、過去の自分の作品や
大事なデータが、見つけられずに時間を無駄に
使うことが今後多くなる。
- 「デスクトップ」は、今だけ置いておく短期間の置き場と認識し、
ここに長期的にファイルを置いておくことはしないこと。
- 実生活ですべての紙類(本やノートや手紙)を
棚にしまわずに机の上に広げたり積み上げたりする
暮らしがどんなものになるかをイメージするといい。
- 「ドキュメント」または「マイドキュメント」がファイルの
主要な置き場として用意されている。
- ので、この下に、用途や目的や種類(授業の科目毎でもいい)ごとにフォルダを作るなどして、
- 分類しながら保存するようにすること。
- ピクチャ、ビデオ、ミュージック、といったデータの種類を限定した
分類保存場所もPCの中に用意されているので、
該当するファイルはそちらに置いてもいい。