スクリプト «クライアント側のWeb技術» の基本

概要

目的:Web(元来は静的なコンテンツだった)上でアプリケーションを動作させる

参考にできる情報源:JavaScript入門ほか多数
  (ぐぐって見て下さい)

javascript:
  alert("こんちは");
script src="https://code.jquery.com/jquery-2.1.4.min.js"

JavaScriptの基本(要点のみ)

java.vs.JS

JS

JSの基本

javascript:
   abcde();
   // コメントの例も付加しておきます
補足 JSを動作させられる場所
  1. HTMLのScriptタグの中
  2. HTMLの大抵のタグにある、イベント(ユーザの操作等に呼応して起こる)に対する動作を指定する属性(onClick, onMouseOver等)の値(となる文字列)の中
  3. ブックマーク(IEでは「お気に入り」)のURLのフィールド
  4. ブラウザの開発ツール(Windowsでは多くの場合 F12で呼び出す)にある「コンソール」の入力フィールド
  5. 他に、node.js などのような、独立したプログラミング言語として動作させる環境も昨今は幅広く使われている。


実習a 簡単なスクリプトを動作させる

JS関数

1. JSの関数を1つ定義する。(スクリプトタグの中)
javascript:
  function abcde() {
       alert("hello");
  }
coffee:
  @abcde=()->
       alert "hello"

注)

2 . ボタンを置く
<INPUT TYPE="BUTTON" VALUE="押してね">

または slimで

input type="button" value="押してね"

注)

3. ボタンの応答として 1.の関数を呼び出す
<INPUT    …     ONCLICK="abcde();">     <!-- HTML -->
input   ...    onclick="abcde()"          / SLIM

注)

実習b DIV要素の内容を変更する

HTMLの中に クラス名やID名のついたDIV、例えば

<DIV ID='id1' CLASS='class1'> あいうえお </DIV>
div id='id1' class='class1' あいうえお
/ または
#id1.class1 あいうえお

を用意しておき、

/ 以下は もっぱら SLIMで例示します

javascript:
  var e1=document.getElementById('id1');
  var e2s=document.getElementsByClassName('class1');
coffee:
  e1=document.getElementById 'id1'
  e2s=document.getElementsByClassName 'class1'

といった関数で要素(element)を選択する。

javascript:
    element.innerHTML="新しい文字列" ;

のようにその中身を動的に変更することができる。
(innerHTML属性またはtextContent属性(あるいはinnerText

なお、要素を取得する関数として、Mozilla Developer Network の documentオブジェクトのページに、

といった関数が用意されこれまで使われてきている。最近はそれに加えて、

ネイティブvsライブラリ

補足

上記に示した、getElementById(), getElementsByClassName() といった関数は、
JavaScriptネイティブの(ブラウザ等に作り込まれている)関数であるが、
要素の選択などの場面ではネイティブの機能を使わずライブラリ関数
(第三者の作ったJavaScirptによるプログラムを別途読み込んで使うもの)で実現
することが多い。

要素の選択を始めとするDOMの操作を総合的に支援するライブラリは多数 流通しているが、
中でも jQuery が最も有名である。