Web-based 技術の概要と動向

(主としてこれまでに話してきたことの復習とまとめ)

  1. Web技術は大別すると2つの分野で発展してきた
    1. HTTPによる通信
    2. HTMLによるデータ表現
    使途の広がり
    使途の広がり

    ここでは後者のHTML周辺の話を中心に扱う。

  2. HTMLで作られるWebページは、3つの技術を組み合わせて実現される。
    1. HTMLによるコンテンツ記述(これが全体のコンテナとなる)
    2. CSSによる表示の制御(とデザイン)
    3. JavaScript(略して JS)による動きの実現
  3. ついでに、それぞれの言語が進化の途上であることと、現在の状況についても知っておこう。
    1. HTMLはHTML5]
    2. CSSはCSS3がすでに主流になり普及している。
      その次の版は、CSS4(提案が出されたが結実はしていない)ではない、CSS Level4 Selectorとして普及が進行中
    3. JavaScriptはES6とも呼ばれる2015年度版の普及が徐々に進行している。
      なお、規格の名前としてはEcmaScriptの名称が正式な名前。
  4. Webページ(ページの集合体、あるいはページに様々な機能を持たせたものはWebサイトと呼ぶこともある)を作る技術として発展してきたが、
    最近はハイブリッドアプリケーションを作る技術としても広く使われるようになった。
    使用される言語
    使用される言語
  5. 周辺に多数の言語がある。
  6. ライブラリの現状:多くのプログラミング言語で、多くのライブラリをまとめて保管し提供する「リポジトリ」や、そこからライブラリをパッケージとして簡便にインストールするためのソフトウェア(パッケージマネージャ)が用意されている。が、、、

    Webのモデル
    Webのモデル