企業情報学部
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(Introduction to Informatics 1)
確認方法:
コマンドプロンプトで
set
と入力する(最後にEnterを押下することを忘れないこと)。
また、
echo %PATH%
のように、変数名を % で挟んだものを echo(画面に表示)させることで、特定の環境変数の値を表示させることもできる。
図の青線で示したように、指定したドライブ(パス名の左端のコロンの左)の、ルートフォルダーから出発して、当該ファイルに至る経路が1つ定まるが、
その経路上にあるフォルダ名を(Windowsでは ¥
または
\
を間に挟んで)
つないだものを、path名と呼んでいる。
ということはアプリケーションは様々な情報を不揮発な領域(メモリではなくHDDやSSDのどこか)に状況を随時書き込んで保存しながら動作を行なっていることになる。
ただし、作業中の文書の状態を保存しない(ユーザが明示的に「保存」操作をしないと保存されない)アプリケーションもある。
こういった情報は昔はアプリケーションの実行フォルダ(Program Files の下で、アプリケーションの実行形式ファイルを含め必要なファイルが装備された場所)に、
xxxxx.ini のように(xxxxの部分はアプリケーションの名前などが使われる).ini という拡張子のついたテキストファイルに置かれることが多かった(上図左)が、
コマンドプロンプト(エクスプローラのタイトルバーでも同様)で、
notepad
と入力するとメモ帳が立ち上がる。これは、
メモ帳の本名(実行ファイルのファイル名が notepad.exe で、
そのファイルは、フォルダ
c:¥windows¥system32
に置かれていて、
図のようにそのフォルダが環境変数 PATH に含められていて
PATHEXT環境変数に .EXE が含まれている(ので、 notepad.exe のように拡張子を含まずに指示してもシステムが探してくれる)、
という条件が整っているから起動できた、という結果である。
ただしバックスラッシュ ‘\’ は、日本のパソコンでは ‘¥’ と表示されることが多い (これもパソコン技術を日本に根付かせるために日本で行われた苦肉の索の1つ)。
ついでに言えば、今我々が使っているインターネットの仕組みや、Web、メール、といった 方式も、(後になって振り返ればだが)様々な問題をはらんだ不完全な方式であり、
我々のICT環境は「やっつけ仕事」に囲まれている、と極言してもいいのかもしれない。
(実習編)
=> 各自、方法をいくつか、模索しておこう。
HTMLについて(概要を以下に示す):
<html>
<head></head>
<body>
これが伝統的なHTMLファイルの例です。
</body>
</html>
<...>
で囲まれたもの)が沢山。<html>
と書いたり
<HTML>
と書いたりと様々なケースがあります。)=> ここは次回やります