サンプルプログラム1（NP python編）

# 一行分 読んだものを書く
import sys
print(sys.stdin.readline())

• stdin が含まれる sys モジュールは import しておくことが必要
  • この先は、冗長になることを避けるために import文は省略するので補っておいて下さい
• pythonでは(Javascriptでも) メソッド名だけでは呼び出しは行われない。 () を後置すること。

# 一行ずつ 読んでは書く
# （これ以降 import sys は省略する）
for line in sys.stdin:
  print(line)

• sys.stdin は「イテレータ」として機能する（for … in の対象になる）
• for などの複文では
  • ループの先頭になる文の末尾は :
  • 繰り返しの中身は（通常スペース2つかタブ1つ）インデントする

# 100回リピート
for i in range(100):
  print("hello")

• Pythonには Rubyでいう Integer#times はないので、 range オブジェクトについての繰り返しを使うのが一般的
• Pythonでは for, while といった構文で繰り返しを実現する。 （ rubyでいう オブジェクト .each のようなメソッドは用意されていない）

# ファイルを読む
f=open("xxx.txt")
print(f.read)
f.close()

または

# ファイルを読む
with open("xxx.txt") as f:
  print(f.read)

• open したファイルを 最後に close するのが普通の流儀だが
• Rubyでブロック付きのopenメソッド を使うのと同様に、pythonでは
• with ～ as ... の構文で（内部的には「コンテキストマネージャ」という仕組みが働き） 明示的に close しなくていい書き方が提供されている。

# ファイルに書き込み
with open("yyy.txt",'w') as f:
  f.write('hello')

# sleep と 現在時刻
from time import sleep
from datetime import datetime
for i in range(20):
  print('{}:{}'.format(i,datetime.now()))   # 文字列に値を埋め込む書き方
  sleep(1)