オペレーティングシステム 第12回 12/19

Operating System

はじめに

前回おさらい

• 1から10までの数を縦に印字するプログラムについて、

  制御構造を使うのではなく、 コマンドをパイプでつなぐことで実現する方法を学んだ。

• それを通じて、

  フィルターとして動作するプログラムの活用を、実例を交えて学んだ。

<9> シェルスクリプトを作ってみる

==>別ページ参照

• スクリプト（script）は元来は脚本、台本、といった意味だが、コンピュータの世界では、コンピュータが行う操作の手順を書いたものという意味で使われる。

  • プログラムという用語も似た意味だが、プログラムは元々機械語の命令を順々に実行する手順だったのに対し、 スクリプトは（ひとかたまりの手順書としての）複数のプログラムを順々に実行する手順、という意味から始まっている。

  • 最近はスクリプト言語がプログラミング言語として扱われることもあり、再びプログラムとスクリプトの境界が曖昧になってきているが、

  • そういった動きの原点に、（ここで学ぶ）シェルスクリプトがあった、という経緯。

第12回 課題

復習として：

• 今日の手順は自分で実行しておくこと。

予習として：

• （カレントディレクトリにある）ファイルを一括でバックアップする方法 （コマンドの組み合わせ）を考えてみて下さい。
  • ファイルに限定（ディレクトリを対象にしない）
  • aaa -> aaa.bak のように、ファイル名の後ろに .bak をつけてコピーをとる
  • 各自の考えたアイデアをメールで報告下さい。