3 シェルを使う(1)
2プロセス構成
3.1 概要
- GUI環境では、
ターミナル(端末)の中で
シェル(bashなど)が動いている
- Windowsでいう コマンドプロンプト に似ている
(実際には逆 Windowsが真似をしたと考えていい)
ちなみにコマンドプロンプトは cmd.exe1つのプログラム

- 左端にプロンプトが出る
ユーザ名 @ ホスト名 カレントディレクトリ $
ただし ユーザがroot のときは $ではなく#
root <-> route カタカナだと同じだが意味は違う
- シェルを起動してから一度も cd
していない状態では、プロンプト中のカレントディレクトリ の場所に ~
が表示されている。これはホームディレクトリを意味する。

- コマンドの最後には必ず ENTER
- 少し打鍵したら とりあえず TAB をたたいてみる
補完(コンプリーション)の機能が働く
候補が1つならば最後まで補う
候補が複数あればそれを表示する
沢山ありすぎる場合は 表示するかどうかをたずねてくる
y か nで答える
1画面におさまらない場合は ページャー(簡約版)が動作
スペースで前進
q で終了
3.2 シェルで使う主なコマンド
木構造
以下は、木構造になっているUnixのファイルシステム(Windowsでも同様だが)
の中を歩きまわるためのコマンド群
pwd # 現在のディレクトリ
ls -l
ls ディレクトリ名
cd ディレクトリ
cd / # rootディレクトリへ
cd ..
dir # これはWINDOWS用
man コマンド名 #解説を見る <-MANual
=> SPACE ですすめる
q で終わる <-Quit