サーバを使いこなそう 10/8

サーバでできること（今現在で）

sshを使ってシェルでログイン
Webサーバを使う

ログイン

必要なソフト：

• ssh対応の端末（ターミナル）ソフト
  または
  • Chrome拡張
  • コマンドプロンプトから sshコマンド
• IPアドレスは、右図のとおり。
• このサーバでできることは、大学で提供しているサーバ ‘wwws’ と大差はない、とも考えられるが、
  1. シェルでログインができる
  2. 必要に応じて任意のソフトウェアをインストールして使うことができる。

  という２点で、発展性は大きいと考えられる。

• ポート番号、および
  ユーザ名とパスワード
  は別の経路でお伝えします。
  • ログインできたら、パスワードは、passwdコマンドで、 自分の（自分が忘れない、かつ、他人に容易に推測されない）もの に変更しておくこと。

サーバの現状

• （右図のようなコマンドを管理者として実行することにより）
  Webサーバとして nginx をインストールしてあります。
  • こういう操作は、システム管理者（ユーザ名は root）として 実行するようになっており、
  • コマンドとして実行するときは sudo を前につけます。

Webコンテンツをアップロード

• アップロードのための道具：
  • SFTP対応のファイル転送ソフト

  

• それに先立って、上図のような前準備が必要。③で入力するコマンドは、

        chmod og+rx .
  

  • 自分のホームディレクトリが、他人（他のユーザの権限で動作しているプログラム、たとえばNginx）からも アクセス（ r と x で表されるアクセス）できるようにする、というのが目的。
  • この操作は、FileZillaなどの転送ソフトでも可能。
    • 自分のホームディレクトリに対して、
    • 右クリックから「パーミッションの変更」で
    • 「グループ」と「その他」に対して、
    • 「読み取り」「実行」の権限を与える、
    • 或いは 「755」にする。

• 自分のホームディレクトリ(~) の下にある（なければ作る）

  public_html

  というディレクトリにアップロードする。

• と、右図のようなURLでアクセスできるようになる筈。

サーバに自分用の短い名前をつける

• C:\Windows\System32\drivers\etc にある
  hosts ファイル を
  管理者権限のメモ帳で編集する。
  • 方法は右図参照。

サーバソフトの設定

• 多くのサーバソフトは、設定ファイルによって動作の設定を行うようになっている。
  • Unix系OSでは設定ファイルは/etc （の下に作られた ソフトの名前のサブディレクトリ）の下に置かれることが多い。

• たとえば Webサーバ（兼リバースプロキシ）Nginxでは、

    /etc/nginx/{nginx.conf, conf.d/default.conf}
  

  に置かれているが、現在はそこに、以下のような行を手作業で追加してある。

     # public_html settings (created by nobu 2018/9/29)
     location ~ ^/~(.+?)/(.*)$ {
        alias /home/$1/public_html/$2;
     }
  

  • これにより（Apacheで標準的に提供されるのと同じ）public_html ディレクトリを使ったユーザごとのWeb空間が実現される。