"Welfare Information"
2006年度 福祉情報論(後期)
急速な情報通信技術(IT)の普及により、社会福祉の現場においても様々な情報化が進んでいる。
特に介護保険制度や支援費制度の運用場面では、単にコンピュータが操作できるだけでは不十分であり、
適切な情報リテラシー(特に、情報検索などの能力、個人情報保護など情報倫理の遵守、情報伝達手段の選択など)が求められる。
そこで、福祉情報論では、前期において、行政や地方自治体における情報化への取り組みや、
情報倫理などの学習を通して情報化の長所短所を理解する。
後期には、人の情報処理という点に着目し、人が情報を得て、記憶し、処理する仕組みを学習し、
情報を利活用する上で存在する格差をいかに是正するのかという問題を探る。
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