NTT コミュニケーション科学基礎研究所 未来総論2009 (2009/06/05)
QoLを支える次世代インタフェース
―ニーズとシーズを無理なくマッチさせる社会に向けて―
重度身体障害者の日常生活に必要なインタフェース装置
伊藤英一
重度身体障害者の日常生活に必要なインタフェース装置
- 重度障害者に必要なインタフェースとは
- 限られた身体機能=許容量が小さい
- 利用者により多様=個別対応が必要
- 操作対象となる装置・機器のインタフェースにこれら全ての対応を施すのは現実的に困難
- 環境制御装置(ECS:environmenta control system)の概要
- 僅かな運動機能を検出するスイッチ
- 選択を可能(容易)にするディスプレイ
- 操作対象を制御するためのインタフェース
- 2つのインタフェースに対する技術開発
- 重度身体障害者が日常生活で利用する装置・機器を制御するためには2つのインタフェースを検討する必要がある
- 利用者とのインタフェース = 利用者の身体機能に応じた特殊なIF装置
- 操作対象機器・装置とのインタフェース = 利用者が操作をしたい機器と特殊なIF装置とのIF
- 実用化に不可欠なユニバーサル化技術
- 計算機インタフェースにおけるユニバーサル化技術
- TAS(total access system) : Project Archimedes, Stanford University(1990-)
- 家電製品におけるユニバーサル化技術
- 赤外線リモコンの規格化
- 電力線通信システムの実用化
オンライン開催の当日に利用した発表内容を見ることができます。
- SMILファイル(約8分のスライドと音声、音声字幕の動画)
- 上記、SMILファイルの再生にはWindows版RealPlayerが必要です。
- このSMILファイルはJOINプロジェクト(障害のある学生のための授業支援プロジェクト)のシステムにより生成されたものです。聴覚障害のある人にもスライドと音声字幕(文字)により情報を提供するものです。
- 日本アイビーエム(社会貢献)における当プロジェクトのページ