(Basic Programing)
(前回少し触れたが)
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数学で習った関数はこのようなイメージ |
関数は(元来は)入力と出力の関係を示すもの | ![]() |
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入力が1つ以外の場合(2個以上、或いは0個)もある |
現時点では、作用を起こさせるために関数を呼び出している | ![]() |
プログラムを構成する単語(括弧等の記号や演算子はここでは説明を省く)について、
それぞれの文法的な意味合い(品詞に分類するようなもの)を理解しておこう。
組み込みの型(既存のものとして用意されている)のうち 代表的なもの3つ(右図)は覚えておこう。
前回例題のプログラム例を別ページに示す
-
: (マイナス)数値リテラルや変数名の前に置いて、符号(+/-)の反転**
: べき乗%
: 剰余。 例: 5 % 2
-> 5 を 2 で割った余り
以下のような書き方で、ある処理を、条件を満たすときに限って実行する、という動作を指示できる
if( 条件式 ) {
// 条件を満たしたときに行うべきことを {}内に書く
}
>
、 >=
、 <
、 <=
、 ==
、 !=
&&
、||
等が論理演算子rep
と入力して、Ctrl+Space で補完機能を使ってみる。今日はそのうちの repeati を使ってみる。
repeati(n) {i =>
}
println(i)
等も使ってみてください。注1)
=>
(アロー = arrow)については、今度詳しく話します。
* 今はそのまま書いておいてください。repeati(10) {i=>
println(i*10)
forwad(i*10) ; left(30)
}
(使ってみて下さい)
// 関心のある方は試して見て下さい
setPenColor(blue) // 等のように色名を指定できる
もっと細かい色指定は、
setPenColor(color(0,0,255)) // のように指定できる
関数 color() に渡す3つの値は R,G,B それぞれの光の強さ // ただし 255を越えるとエラーになることに注意
ここに n を使った式を渡すと、1つの図の中で色を除々に変えることができる
setPenColor(color(0,n/4,255-n/4) // 等のように指定する
或いは、random(256) のような値を渡すこともできる(0から255の間の乱数)
setPenColor(color(random(256),random(256),random(256)))
練習課題の中から、 気に入った作品を1つ、(例によって) ソースと結果の図と感想を添えて、提出。
いくつかの数式を入力して、評価させてみた
val i=20 //> i: Int = 20
i<10 //> res87: Boolean = false
i==20 //> res88: Boolean = true
i!=20 //> res89: Boolean = false
i*2 > 10 //> res90: Boolean = true
5 % 2 //> res91: Int = 1
6 % 2 //> res92: Int = 0
7 % 2 //> res93: Int = 1