markdownを使う準備

道具の分類
道具の分類
  1. MarkdownPad2 インストール
  2. kramdown インストール (Rubyのライブラリ)

変換の方法

  1. markdownpad2の機能
  2. kramdown コマンド

     kramdown -h
     :: この出力(使い方説明)は長すぎて流れていってしまう可能性がある
     kramdown  mdソースファイル名
     ::
     kramdown  mdソースファイル名 > html出力ファイル名
    
  3. SLIMの中に埋め込む:
    以前(SLIMの紹介時)に提示した例section)や、SLIMファイルにあるように、

     markdown:
       ## markdownの例
       ここにあるようにmarkdown部を2文字分字下げする
    

    という書き方をしておくと、slimrbコマンドで変換でき、 * SLIM(ページ全体の構成を記述する)と、markdown(原稿を書く)を1つのファイルで併用できる。 * このとき内部で必要に応じてkramdownなどの補助的プログラムが呼び出される。

  4. rakeファイルにルールを記述する:
    以前に作ったrakefile.rb に、以下のような行を記述すると、(SLIMの時と同様に) rakeコマンドで自動的に変換される。

     MSRCS = FileList["*.md"]
     MOBJS = MSRCS.ext('html')
     ## この2つの大文字の名前は、rakefileの内部で
     ## 変数名として使われるものなので
     ## 名前は何でもいい。ただし、上記のMOBJSは
     ## 以下の行でタスク名の1つとしてもう一度使う。
    
     task :default => SOBJS+MOBJS
     ## SLIMのタスク名 SOBJS とともに、MBOJSも有効にする
    
     rule '.html' => ['.md'] do |t|
       sh "kramdown #{t.source} > #{t.name}"
     end
     ## この3行で変換の方法を具体的に示す
    
  5. kramdownを(コマンドではなく)rubyのライブラリとして使う:
    以下にプログラムの例を掲載する。 (詳細の説明は省く)

     #!ruby -Ku
     require 'kramdown'
     cssName= 'default.css'
     incName= 'inc.html'
     puts <<EOS
     <!Doctype html>
     <meta charset="utf-8">
     EOS
     File.exist? incName and puts File.open(incName).read
     File.exist? cssName and 
       puts %Q!<link rel="stylesheet" type="text/css" href="#{cssName}">!
     puts Kramdown::Document.new(STDIN.read).to_html