情報学概論Ⅰ 第7回

企業情報学部

6/2

情報学概論1  第7回(6/2)

(Introduction to Informatics 1)

1 はじめに

  • 初心を振り返る

  • 前回の余談と課題について

    • PCとスマホの普及で調べ物は気軽にできるようになった。
    • 一方で、調べるのが困難な事項も多々ある(読み方のわからない特殊文字、 名前を知らない形や概念など)。これに備えた最小限の知識とその活用を 知っているかどうかが、知識または智慧につながる。

    剽窃

  • 調べ物が簡単にできることに起因する新たなリスク(自分がつい剽窃をしてしまう)などにも注意しよう (ひとたび剽窃などがバレると例えば犯罪を犯した人と同様に世の中から 信頼を失ってしまう危険もある)。

  • ChatGPT(が最近よく話題になるが)などをよく使う人は、

    • 役に立つ使い方をしようと考えないこと(レポートを代わりに書かせるとか)。
    • 自分がある程度知ってる領域の会話をして、彼(?)がどんなポカをするか観察するのは有益だろう。
    • ◯◯◯ という単語を使わずに彼に質問をして、彼に◯◯◯と言わせる、という遊びをしてみるのも有益(自分の質問力が問われる訳なのだが)。 *** (もう少し、言葉と表現について)
  • 報告の仕方 「うまくいきました」(で、大丈夫?)  

  • 画像で語る習慣の危険性

  • 自分が何を扱っているかを認識する

    • 「入れる」
    • 「検索する」
    • 「… で出てくる」
    • 「…の左側の…」

2 拡張子とデータの種類

ハードウェア → OS → アプリケーション → データ
  • データとアプリケーションをどうやって出合わせる?

テキストファイル(の類のもの)

  • 文字データだけ(制御文字が若干入る)で構成される
  • ASCII文字コード表を確認しておこう
    • ASCIIという呼称は古いが
  • 代表的なものは *.txt
    • 文章やメモがこの形で作られることが多い。それに加えて、
    • さまざまな言語(プログラミング言語など)によって構造付けされたものも含まれる。

(文字コード、クリップボード 等について、 より詳しい解説を別ページにまとめてあります)

課題

  • いくつかの(3つ程度の)拡張子について調べる。
    • その意味や用途を調査する。
    • (その拡張子がつけられた実際のファイルを見つけ出してきて、それを)エディタのダンプ機能で表示させてみてどんな中身なのかを見てみる。