(Introduction to Informatics 1)
写真(だけ)を送るのは、避ける。
言葉で報告した上で、その参考資料(あるいは証拠物件)として写真を添付するのは、あり。
思考を紙と鉛筆で行うのは人によっては効果があるが、 表現(人に伝える)の段階では(少なくとも情報に関係する授業の周辺では)、デジタル領域で行おう(打鍵することになる)。
ワープロソフトで文書にまとめること自体はいけないことではないが、 文書、と言えるほどのボリュームでないものは、 体裁だけを文書にする必要はない。
メール本文に直接書く、あるいはプレインテキスト (テキストエディタで
.txt
ファイルにする)
として記述する、という選択肢もある。
メール受信者の立場で考える習慣も必要。ちょっと した文章を読むために、わざわざ「添付ファイル を開く」操作を余計に行うのは手間が大きい。
右図のようにそれぞれが(ラテン語を語源とする)英単語(調べて確認されたし)
ヘキサゴン デシリットル オクトパス バイシクル 等
日本語にも取り込まれていることを 思い出しておくこと。
十六進を意味する英語の成り立ちは右板書のとおり。
ちなみに bit という単語も同様の語源を持つ(下板書)。
▼—-… | 64個 | –▼ | ||
---|---|---|---|---|
1(10) | <- | 00000 | … | 001 |
2(10) | <- | 002 |
bit列は、その場面ごとに様々な解釈が(データの種類に応じて)行われる。
その典型的な代表例が整数値としての解釈。この場合は右図のように2進数として解釈(データの各bitが2進数の各桁に対応)するのが一般的。
整数以外に実数をはじめ様々なタイプの数値を計算機は(それぞれ別の種類のデータとして)扱う。
さらに数値以外に重要なデータの種類として
というった種類があることを知っておこう。
コンピュータ(計算機)は元来は数値計算やお金の計算を行う機械として発展したが、最近は文字通りの(数値の)「計算」を行う頻度や重要性は相対的に低下していると考えられる。
メモ帳(またはそれに代わるテキストエディタ)で、
内容として半角で1文字だけ入力
(文字数は自分で数えられる範囲ならなんでも)
txt ファイルとして名前をつけて保存
エクスプローラでそのファイルを確認
プロパティも確認
上記作業の全体的な流れは下図のように追跡できる。
(今日はここまでの話をしました。以下は次回改めて解説を行います。)
固有名 | 一般名 |
---|---|
ワード 一太郎 |
ワープロ |
エクセル | 表計算 |
Chrome Firefox Edge … |
Webブラウザ |
メモ帳 TeraPad … |
テキストエディタ |
エクスプローラ | ファイルマネージャ |
内蔵メモリのアドレス(番地)や、インストラクション(機械語命令)の長さが、 少し前までは 32bitの機械があったが、最近はほとんど64bit。
インテル社製の、Core-i3, Core-i5 といった名前(シールが貼ってあることが多い)のCPUは64bitのCPU(その仲間をx64 と分類表記されることが多い;それに対して、32bitのCPUの主流だったものは x86 と書かれる)。
OS(オペレーティングシステム;コンピュータの基本ソフトウェア)にも32bit 版と64bit版がある。
アプリケーションも32bit
版と64bit版が別々に提供されていることがよくある(が、32bit版しか提供されないケースも少なくない)。
それらの間の相互運用性については右図のように理解しておくといい。
[win] (windowsロゴボタン)と Pause/Break キーの同時押し(最も 手早い方法;ただし Pause/Breakキーが省略されているPCも最近は見かけられるので、 そういうPCではこの方法は使えない)。
エクスプローラやスタートメニューなどで「PC」を選択し、アプリケーションキー
(または右クリック)で
表示される「コンテキストメニュー」から「プロパティ」を選択(または R
を押す)。
[win] + X (またはスタートボタンクリック)で表示されるメニューから「システム情報」