"Assistive Technology"
2006年6月21日 福祉用具の知識
- 食事など日常生活動作(ADL)を支援する工夫や、義肢・装具など日常生活を支援する用具【復習】
- 補装具の概要【復習】
- 補装具の給付(流れ)
- 義肢の種類(名称と機能、身体部位との関係)
- 義肢・装具など日常生活を支援する用具(その2)
- 装具の種類
- 装具には二つの役割がある。第一は固定(動きを制限するもの)、第二は免荷(体重を支える機能)
- 長下肢装具、膝装具、短下肢装具、靴型装具、上肢装具、体幹装具
- 長下肢装具:KAFO(Knee Ankle Foot Orthosis)
- 長下肢装具は大腿部から足底までの装具で、体重を支えることに主眼がある免荷用と、膝あるいは足関節の固定に重点がある固定用に大別される。
- 膝装具
- 膝装具は膝を固定するのが目的で体重を支える構造はない。筋力の低下や痛みで膝関節に不安定性がある場合に用いる。制限する方向と程度によって幾つもの膝継手がある。
- 短下肢装具:AFO(Ankle Foot Orthosis)
- 短下肢装具も免荷と固定の二種類ある。構造的には両側の支柱と上下の支持部からなる。固定用装具の多くは片麻痺患者が使うもので、主として室内用のシューホン(靴べら)型装具と、支柱に靴型装具が取り付けられた屋外用短下肢装具がある。
- 上肢装具
- 上肢装具は治療用(医療保険)として作られることが多く、身体障害者福祉法で交付されることは少ない。
- 体幹装具
- 体幹は首から腰までを呼び、部位によって頚椎、胸椎、腰椎装具に分類される。体幹装具は治療用として作られることが多く、身体障害者福祉法で交付されることは少ない。
ミニレポート
- Q1:本日の授業において、もっとも印象に残っている内容と、その要点を記述しなさい。
- Q2:日常生活における義肢・装具の果たすべき役割りを記述しなさい。
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