ネットワーク構築論 第6回 5/28
Building Network and Services
アプリケーション層の理解
今日の板書記録
ネットワークの裏側を知る
F12
- 開発ツールは右図のようにブラウザからF12キー押下でで表示する(表示のオン/オフをF12で切換)。
- ツールとしての名称や各サブ画面の名前はブラウザによってまちまちだが、
この表示方法やツールの大筋はブラウザによらずほぼ共通。
- 標準ではブラウザ画面の下半分に表示されるが、以下のような
表示方法も選択できる。
- 開発ツール画面の上端または左端のメニューによりサブ画面を
切り替えて様々な機能が使える。
- (以下、いくつかのサブ画面について解説する。)

- Element、DOM Explorer などの表記があるサブ画面では、
ページ上のHTML要素の検査ができる。
- HTMLによって構成されたページは要素による木構造(DOMと呼ばれる)が構成される。
- この各要素(Nodeなどとも呼ばれる)は、展開<->閉じた状態の表示切り替えが(右図の三角ボタンで)できる
(エクスプローラのナビゲーションペイン等と同様)。
- この画面では検査だけでなく、動的に内容の変更も可能
- (ただし、ブラウザ上での変更だけなので、サーバに置かれた元データには影響はない。)
- F5 や Ctrl-R による再表示を行うとこの変更は クリアされる
- 「ネットワーク」サブ画面では、そのページを表示するにあたって
行われるHTTP通信がキャプチャされ表示され、
通信の状況を詳しく調べることができる。
- 発生した通信の「一覧表示」と、そのうちの1つを選択しての「詳細表示」を切換えることができる。
- 特に、リクエストやレスポンス(応答)に含まれる
HTTPヘッダについては、細かくチェックしてみて下さい。
他のアプリケーション層プロトコル
キャプチャ
=> 別資料参照 =>
ここは次回改めて
フィールド
宿題
(予稿になかったが)今日あらためて紹介した、アプリケーション層のプロトコル
を手打ちで叩いてみるという実習を、できるだけ試みて下さい。また
結果をご報告ください。
ブラウザの開発ツール(F12)の「ネットワーク」機能で見ることができるHTTPヘッダーの中からいくつかを選んで、そのフィールドの意味や目的を調べる。わかったことを報告ください。