Building Network and Services
=> 別ページ参照
http://....
のように使われる)。
ネットにアクセスする様々な方法のうちの1つを表す。
この3つは(勿論 Webに関係する単語で、1.
から派生して2,3にも使われているという経緯だが)
互いに別の意味の用語なのでその差異も認識しておこう。
彼女:今日は疲れたね
彼女:明日は会える?
彼: うん
彼女: 何が「うん」なのよ、わかんない
(日常会話ではこうはならないだろうがLINEなどの通信では得てして起こりがちな)返答・応答が、どの送信文に対する応答なのかが曖昧になることはよくある。
TCPは、もうすこし賢い…
といったTCPのしくみを詳しく見てみよう。
付け足し1: TCP(を初めとするコネクション型サービス)で、ACK SYN が重要な役割を演じることを前項の別ページで見てきたが、 これらの用語の(略語でない)由来については「ACK SYN 略」などで検索してみるといいだろう。
付け足し2: TCP層がデータの信頼性維持のために沢山のことを行う(必要がある)のは、 IP層の(いわば)ちゃらんぽらんな振る舞い(パケットの送達を保証しない)を補うため、であるが、
逆に、もしIP層が「きちんとした」振る舞い、つまり、全パケットの送達保証をしようとしていたら、インターネットは、あちこちで膨大な遅延が発生するポンコツネットワークになっていた可能性が高い(それ以前に普及しなかっただろうが)。
IPについては、完全性を求めない設計思想が重要だった、と理解していいだろう。治水工学で「霞堤」(信玄堤などと呼ばれることもある)の考え方と共通のものがあるのかも知れない。
=> 別資料参照
なお、キャプチャを行うアプリケーションは、右図のようないくつかの呼称で呼ばれている。
上図のように fiddler はブラウザ等が共通で参照するデバイス(のようなもの; PC内でプロキシサーバが動作すると考えていい)からデータを取り出し、
WireShark はもっとネットワーク寄りの物理インタフェースから(pcap などのソフトウェアを介して)データを取り出している。
WireShark の出力から読み取れると思うが、これまで何度も着目してきた HTTP(プロトコル)以外に沢山のアプリケーション層プロトコルがあり、
また、TCP以外のトランスポート層プロトコルや、IP以外のパケットも WireSharkで検出していることにも留意されたい。
今回紹介したブラウザ外でキャプチャを行うアプリケーションを、インストールし、使ってみて下さい。
=>この章は 次回あらためて扱います