ネットワーク構築論 第9回 6/18
Building Network and Services
授業の大筋(少し立ち止まって整理を試みる)
1.
「ネットワーク構築論」の狙い
- 本科目はブラックボックスの解明という(学問的興味を土台とする)中心
テーマを持っているが、それに付随して、
- 具体的な(以下のような)技術習得もあわせて目指して行こうとしている。
- 自宅、組織などで構内にLANを敷設しインターネットとの接続を確立するために必要な技術の理解
- PC(あるいはスマホ等でも原理はほぼ同等)が起動して安定状態に到達し
普通にネットが使える状態になる過程で何が行われるか、プロセスの理解
- ネットの存在を土台とした能動的な営み(単なる1ユーザとしてではなく)
の一例としてWebサービスを取り上げ、サービスを構築するために
必要となる基礎技術の理解
基本と発展の区別
基本と発展
LANを飛び交う様々なパケット
wireshark
宿題
以下の用語について、これまで学んだ話に基づいて、一覧表を作ってみて下さい。
ARP DHCP DNS IP TCP UDP HTTP SMTP POP RIP ICMP
- 機能:(それぞれ)何をするものか(1行程度の文で)
- 層:4つの層のうちどの層に関するものか
- タイミング: いつ動作するか
- 動作形態: (コンピュータの中の)どこで動くか
- その他: 特記事項(印象に残ったことがあれば)
Rubyがインストールされているかどうか確認しておく(まだの人はインストールしておくこと)。確認およびインストールの方法はここを参照。