オペレーティングシステム 第2回 10/10

Operating System

0 前回おさらい

<2> 実習環境を作る

1 VirtualBoxの準備

1.1 前提 antiX Linux

1.2 ISOイメージの入手

(ダウンロードに時間がかかる可能性があるので先に着手しておこう)

補足
Ctrl-J

1.3 手順

(右側に並ぶ板書図も参照のこと) extPack

PCのイメージ 補足1)実PCにOSをインストールするときは、以下のような手順を踏む(右図)。

  1. ISOイメージをCDやDVDなどのメディアに書き込む(「焼く」とも言う)

  2. そのメディアをCD/DVDドライブに入れてPCを起動する
    (メディアに収められたライブOSが起動する)

  3. そのライブOSからインストーラを起動して、HDDにインストールする

   OSのインストールという作業は下図のようにCDの内容をHDDに(適切に構成しながら)コピーする作業に相当するもの。

   インストールのイメージ

補足2)仮想マシンの場合、HDD(に見せかけた仮想ディスク)として、外部から VDIイメージをそのまま導入して使うという方法もある。

1.1 ゲストOSの インストール

2 使ってみる

VirtualBoxからの起動はできましたか

2.1 インストール後の操作

(VirtualBoxに限らない一般論として) CD除去 実PCのイメージ

(補足)

2.2 操作に関する要点

整理

整理

これまでの成果(と想定するもの)の関係を図にしてみる

                                      / 仮想マシン1 --- ゲストOS
Windows ------------ VirtualBox --------| (例えばantix)
(最初からある)          / を         | 仮想マシン2     を
            \       /  インストール    :              インストール
             Chocolatey                   を生成
         (パッケージマネージャ)

宿題

今日の流れ:

  1. VirtualBoxインストール

    ついでに 拡張パックも

  2. OS(CDイメージ)の入手

  3. 仮想マシン作成

  4. インストール

    (仮想マシンを再起動してみて、デスクトップに Install というボタン(アイコン)がない状態なら おそらく インストールが成功して仮想HDDから起動された状態だと判断できる)


以下は補足情報です。読んで参考にして下さい。

2.3 環境設定

2.4 インストールにあたっての補足

BIOS画面の例 (うまくいかない人に向けて)

「BIOS設定」について

(本項はうまくいった人も読んでおいて下さい)

補足)

32bit or 64bit
32/64 bitの選択

(以下は 64bit版のゲストOSを使う場合にのみ関係あります)

vdiのサイズ

(この節は、軽量Linux(ZorinOSも含む)では該当しません。
Linux Mintなど、大きめのディストロ使う場合にのみ関係あります。) * 最近のLinuxはサイズが大きくなってきて(OSのISOイメージも、CD 1枚にはおさまらなくなり
DVDが標準起動メディアになってきた)、 * 仮想マシンに内蔵させる仮想ディスク(たとえばVDI形式)も、
VirtualBoxによるデフォルト値 では足りなくて、
OSのインストールが開始できない(「進む」ボタンが無効化されるなど)ことがあります。 * そのときは、12GBなどのサイズを選択して(仮想マシンを)作りなおして下さい。

補足)仮想マシンを作りなおすのでなく仮想ディスクを拡張する方法もあります。

  1. VirtualBox のツール(GUI)を使う:(右図) ツール
  2. CUIベース:「VBoxManage modifyhd」コマンドを、–resizeオプションをつけて呼び出す(興味ある人はトライしてみて下さい)。

(ちなみに 12GB をMB単位の数字にすると 12*1024=12288 になります。)

なお、インストール過程の画面図の様子を解説つきで別ページに用意したので
(Virtualboxのバージョンが古めだったり対象となるゲストOSが Ubuntu系ディストリビューションだったりしますが、大筋に差はありません)参考にして下さい。