基礎プログラミングa  第2回(10/3)

(Basic Programing)

0 先週の補足

前回の落穂ひろい

Scala言語について
Scalaの文法

縦並び 横並び

desktop

Kojoについて
kojoの使い方

kojoのpane1 kojoのpane2 最低限おぼえておくべきことを2つ紹介しておく:

  1. Perspective をもとに戻す方法(右図)
  2. 重要なショートカット
    (指に覚えさせ、活用しましょう)

文字についての補足

不等号 ただし、HTMLなどのマークアップ言語によく使われる囲み記号 <…> は、 一般的にプログラミング言語では囲み記号としては使われない (不等号として使われることが多い)。

1 kojo と Scala言語について

Scala言語の文法の要点

case-sensitive => 前回資料 参照

Kojoスクリプトは Scala言語によるプログラムである

+------------------- - - - - -
|  (我々が作る)スクリプト
+------------------- - - - - -
| Scalaの関数   |  Kojo用関数 ...
+------------------- - - - - -

関数とは

命令

予め用意されている、道具 あるいは 部品のようなもの

(自分で用意することもできるがそれは後述)

英文法2 英文法1

英語では単語を2つ以上組み合わせて
1つの命令語を構成することもある


camelCase2
camelCase1

名前がついている

呼び出し

呼び出すときには

関数名だけか 後ろに ()で包んで パラメータ(あるいは 引数=ひきすう)を並べる
関数呼び出し (これまでに出てきた中では)

left  right  clear などは 前者。

デフォルト値 // ただし left() right() などのように 空の()をつけてもいい
// さらに 実は left にも 引数を渡すことができる (試してみてね)

forward(10) などは 後者。

2 タートルを使ったいろんな作図(1)

主な命令 タートルに対する(最初に覚えるべき)命令(関数)=>右図

a) Script Editor に

forward(100)

と入力してみる

    100ピクセル分 前進せよという司令
    これを関数と呼ぶ

実行ボタンを押して 変化を眺める script

b) 新たに一行目から

(もしくは 履歴後退「<=」ボタンで前aのプログラムを呼び出して編集し)

 	left	// もしくは left() と書いてもいい
  	forward(100)

c) 正方形を書いてみる

forward(10) ; left ; forward(10) ; left ; forward(10) ; left ; forward(10) ; left
// 最後のleftはなくてもいいが 省略した場合 描画後の亀の向きが最初と違っている

repeat

d) ループを使って正方形を書く

repeat(4) {
    forward(10) ; left
}
// この repeat も関数の一種だが、
//  後ろにプログラム片(を ブレース {} で囲んだもの)
//    がつくところがやや特殊
// ()内に与える数字が 繰り返しの回数
// repeatは 行の実行順序を変える「制御構造」の一種でもある

字下げ

字下げについて:

Scalaは自由文法なので、

このとき ブロックを囲むブレースの位置関係に注意(解説ページ字下げ参照)

** 補足と考察

e) 直角以外の曲がり方をしてみる(1)

角度

f) 直角以外の曲がり方をしてみる(2)

g) repeat を 入れ子にする (例)

clear
repeat(5) {
    repeat(8) {
        forward(30)
        left(45)
    }
    forward(50)
}

実行する前に イメージの中や紙上で どんな結果になるか予測せよ

3 Kojoを理解する

別ページ に沿って解説します
より詳しい情報はKojo wikiを参照。

g’) 関数リファレンスを参考に The Pen の項の関数を試してみる

  penDown() penUp()	       	        ペンをおろす、持ち上げる 
  setPenColor() setFillColor()	色の設定
  setPenThickness()			太さ

setAnimationDelay

課題(予定)

ここまでに紹介した「関数」を活用して、自分なりの作画をしてみる。
作ったプログラムをメールに貼り付けて提出して下さい。
貼り付ける方法:

  1. 対象をファイルかクリップボードに保存(ガイドのページを参照)
  2. メールソフトの新規メール作成窓の本文の部分で「貼付け」

画像保存 作った画像も貼りつけてみて下さい。方法は以下のとおり。

  1. 画像ファイルとして保存(以下のいずれかの方法で)
  2. 画像ファイルをメールに添付