前回の落ち穂拾い プラグインについて
- SLIMにはいくつかのプラグインを組み込むことができる
(README.jpの「埋め込みエンジン」の節を参照)。
- javascript: (後述)、css: 等、プラグインなしで使えるものもある
(実際にはこれらの組込みに対してSlimは変換は行わずそのままの内容で < style >
や < script > タグに入れる)。その一方、
- markdown: coffee: などはプラグインが必要
(実際にプラグインが変換を担当するため;右図)。
- Markdown用プラグイン(として動作できるmarkdownパーサ)については
前回資料に付記した。
- CoffeeScript用もついでに入れておこう。(JavaScriptに変換するエンジンへの橋渡し)
- coffee-script というGEMは、CoffeeScript 変換エンジン
(Coffeeコマンド)への橋渡しをする機能であり、
変換エンジンのインストールが別途必要となる。
以下の例では Chocolateyでインストールしているが
(cinst と gem はどちらが先でもいい)、失敗する時の代案など、
詳しくは別ページを参照のこと。
(この項のみ、後から加筆しました)

> gem install coffee-script
> cinst coffeescript -y
- これに先立って、rubyGems(gemコマンド ;
rubyに添付されているが独自に改版されることもある)も新しくしておくと安心
> gem -v # バージョン表示方法(2015.11時点で 最新は2.5.0のようだ)
> gem update --system # RubyGemsを最新版に
> gem update # それ以外のgemライブラリを一括で最新版に
各ツールの関係 
- これまで紹介した各ツールの関係を、依存関係を中心にして整理してみた(右図)
- 右図では、依存関係を実線で表した(図で上にあるものが下のものに依存する)。
- 点線は当科目で推奨した方法でないインストール方法(パッケージマネージャを
使わず直接ダウンロードしてインストール)した場合に対応したもの。
- Windows用アプリケーションを管理するパッケージマネージャとしてChocolateyがあり、
ruby と ruby.devkit は Chocoateyで管理される(ような使い方をここでは推奨している)。
- slim, redcarpet, kramdown などの ruby用ライブラリ
(または主にrubyで書かれたアプリケーション)は、rubyGems(rubyに関する
パッケージマネージャ)で管理される。
- なお、rubyGemsは、rubyをインストールした際に添付ソフトウェアとして一緒に
インストールされる。
- ただし、rubyGemsだけ少し古いときがあるので、前述のような RubyGemsの更新を
小まめに(特にRubyのインストール直後に)やっておくといい。
- また、Chocolatey は Chocolatey自身のバージョン管理を他のソフトと一括して行うが、
- RubyGemsは自分自身のバージョン管理は別途行う。
(前述のように –system を付けて更新)
2 . ボタンを置く
3. ボタンの応答として 1.の関数を呼び出す
実習b DIV要素の内容を変更する
スクリプト «クライアント側のWeb技術» の基本
(解説は 別ページ)
課題
上記を参考にして、SlimでWebページを作り、その中にJSまたはCSでプログラムを埋め込んで
動作させてみて下さい。
できたもの(ソース・ファイル)に、解説や苦労話なども添えて提出下さい。