a(その前に)計算してみる問題の補足
- 「計算して納得してみて下さい」という課題だったので、
計算結果の数値を出して終わりではなく考察することが重要。
- MB は メガバイト。バイトとbit を混同しないように。
- 大きい桁数の数値を扱わない計算をしましょう(そのために単位接頭辞がある)。
- 計算しても正確に600や650といった数字にはならないが、大雑把に桁数は合致することを確認されたい。
- オーディオCDでは音声のデジタル情報をぎっしり書き込むが、データCDでは、一定のルールでひとかたまりのデータ(セクター)を書き込む。エラーチェックなどのためのデータも必要なので若干の目減りがある。
- それ以外にファイルシステム維持のための情報にも場所を消費するので実質的な容量はさらに目減りすることになっている。
時計のA/Dの区別
b(その前に)デジタルとアナログ 再考
宿題として調査/考察してもらった結果は概ね良好。よく理解できています。
(が、ここでいくつか補足)
- 時計は表示しているもの(連続的な時間=アナログ<->数で表す時間=デジタル)で区別される。
(たとえばこういう記事を参照)
![A/Dの区別2態]()
- 「アナクロ」との混同:
- 日本人は、響きの似た単語同士の混同をしてしまいやすい。
- その一例が、「アナログ」と「アナクロ」。
![アナクロ]()
- これを混同して「アナログ」を古い考え方のようなイメージで使う人も多いが、それは誤り。
- 情報通信における、アナログとデジタルの何度かの世代交代
![モールス]()
- 最初は電信から始まった(デジタル通信)
- その電信網(当時すでに全米に張り巡らされていた)を間借りする形で電話が始まった(アナログ通信)
- その後、従だった電話の方が主役の位置を占めるようになった。
![AM/FM]()
- 電話網にモデムを接続して、コンピュータ同士の間でデータを通信する技術が普及し始めた。
- 音声伝送路(電話線)でデータや信号を送受信する技術は「変調(Modulation)」と呼ばれる(そのための機器が「モデム」)。
ICTの変遷
- 現在は(電話も含めて)音声はデジタル信号に変換されてデジタル通信網を伝送されている。
![ICTの変遷3]()
- ただし、昨今若い人に普及したスマホは、ユーザインタフェース的にはアナログ(実現技術はデジタルだが)
***
(技術の世代交代):
アナログ伝送路でデジタルデータの通信
![modemの名前]()
デジタル伝送路でアナログデータの通信
***
この話の中で検索するワード
入手元・入手方法(一般論として)
- パッケージマネージャ(Scoop または Chocolatey)
- 開発元から
![アーカイブサイト]()
- アーカイブサイト(右図)
- 3.の境目は最近若干曖昧(GitHub, SourceForge など)
- あやしいダウンロードサイトもあるので注意
2つの方法のいずれかで
最初に導入しておきたいもの
テキストエディタを1つ(メモ帳よりも高機能なもの)
案1Atomエディター
- テキストエディタ(に分類されるソフトウェアの1つ)
- 無料で使える
- 拡張可能(さまざまなプラグイン)
- 2022年の時点でライバル関係にあるのはおそらく Sublime Text か
VSCode
- パッケージマネージャでインストールできる
- が、開発が止まり、この先動作しなくなるらしい(インストールできない可能性もある)
- 案2VSCode
- 案3Pulsar
パッケージマネージャ
- パッケージマネージャをインストールする。(資料を参照)要点として、
- コマンドプロンプト(cmd.exe)を管理者権限で起動する
- インストールページの cmd 用のコマンド列をそのままコピペ
- cmd でなく PowerShell を使ってもいいがここでは
前者で説明をしている。
アプリケーションををインストールするには:(Atomの場合で例示)
(Scoop がインストールできたら)コマンドプロンプトを開き直して
scoop install atom
: chocolatey の人は
cinst atom -y
コマンドプロンプトでは、入力したら最後にEnterキーを押すことを忘れずに。
アプリケーションに対応したパッケージ名を(上記の「atom」の代わりに)使う
Pulsar -> pulsar
VSCode -> vscode
拡張機能(16進ダンプ)を入れる
これをatomに入れるとしたら
Atomを開く
[windows] ... Atom ...[Enter]
設定メニュー
Ctrl + ','
または
Alt, f, t
install タブで hex パッケージを検索
使い方:(動作確認を兼ねて)
- 例えば Ctrl-N
で新規ファイル(実際にはファイルとして保存されていなくてもOK)を開き、
- 何文字か適当な文字を入れた状態で、
- 次項の方法で機能を呼び出す(と、ダンプ結果のペインが1つ生成される筈)。
呼び出し方:
- Pulsar でも使い方は同じ
- VSCode の場合:
- 拡張機能の管理は「設定」画面の中ではなく、拡張機能管理のためのサイドバーが別途用意されている(Shift+Ctrl+X)。
- 使い方はほぼ同じ。
テキストエディタを実際に使ってみる
=> Atomを対象としてガイドしたページがある(補足資料を加筆していく予定だが、概ね理屈は同じ)。
宿題
ソフトウェアの準備
- テキストエディタ(様々な用途に使う):
ここでは
Scoopパッケージマネージャでインストールしてみよう。(以下の手順)
- 前述の選択肢から選んで下さい(複数個でもいい)。
- Scoopをインストールする(Scoop
でなく Chocolatey を使う人もこの資料を参照ください)。
- 拡張機能(16進ダンプ) hex-view, hex-editor
のような名前のもの
以上2つ、(前述の方法で)動作を確認して報告下さい。