必要になる（かも知れない）設定

4.3 必要になる（かも知れない）設定

OSの関係 VirtualBoxのネットワーク機能

a. ネットワーク

VirtualBoxは、ホストOSと仮想マシン（ゲストOS）をつなぐ仮想ネットワークに対して、
- DHCPサーバの機能を提供し、
- IPアドレス、DNSサーバに関する情報を伝達している。
- ので、ゲストOS側ではこれらに関して自動設定させる設定でいい。
なお、この仮想ネットワークは、右図の方法でWindows（ホストOS)側からも識別できていることがわかる。
- ホストOSからこの仮想ネットワークを通じた（ゲストOSへの）アクセスは、（IPアドレスがわかれば）部分的に可能。

b. proxyの設定

現在の学内LANはproxyを経由せずに外部と接続しており本節に述べる作業は必要ありませんが、参考情報として読んでおいて下さい （proxyが復活した際には対処が必要になる可能性がありますので）。

proxyに関するガイドに述べてあるように、複数の設定方法がある。
- 何もせず動作する状況には至っていないようだ。
~~当面、ブラウザでのアクセスだけならば、ブラウザに wpadの設定をするのが最も手軽だろう。~~

現在はwpadは運用されていないようだ。
```
  ブラウザ（メニュー）-> 設定 -> 詳細　-> ネットワーク -> プロキシ
  # 概ねこういう経路で設定画面に到達するだろう
```
~~自動設定で、PACファイルの場所として、ガイドにある wpad.dat のURLを設定すること。~~

補足

アプリケーション独自の設定を使うものもある
- そのとき、環境変数 http_proxy, https_proxyは無視されることがある。
- Chromim, Firefox, Opera 等のブラウザもそれを使っているようだ
自動設定という方式を使うこともできる。
- ~~参照しているファイルは、http://wpad.nagano.ac.jp/wpad.dat~~
- ホスト名は、ドメイン名抜きの proxy で検索できることが多いが、うまく繋がらないときは上記のFQDN（nagano.ac.jpまでつけた名前）で指定するといい。
- proxy というホスト名が内部で proxy0, proxy1 に振り分け（負荷分散のため）て使われているいるが、
  これは気にしなくていいだろう。

FirefoxやOpera は、（最近よく見かけるようになった）メニューバーが表示されないアプリケーションの１つであるが、
- Alt キーでメニューが現れる
- この Alt キーによる操作は windowsでもLinuxでもよく見られるので使いこなせるように
- 左上のアイコン（コントロールボックス）をクリックしてもいい。
（なお、ChromiumはChromeと同様にバーの代わりにメニューボタンがある）

後述のパッケージマネージャ synapticでも同様にプロキシを設定する独自のダイアログ画面があるので、「設定」メニューから辿って設定を行ってください。

c. 設定についての補足

前回資料にもあるが、 Guest Addtion を入れておこう
VirtualBoxに関するガイドにあるように、仮想マシンの直接起動もできるようにしておこう。
標準でインストールされていないアプリケーションを、パッケージマネージャでインストールすることになる（詳細は後述）。