自然エネルギー論

市民出資型の太陽光発電事業「相乗りくん」の取り組み(2016/07/15)
【NPO上田市民エネルギー 藤川 まゆみ 様】

 「相乗りくん」事業は,市民出資型発電の先駆けであり,上田市に拠点をおくNPO上田市民エネルギーさんのよって運営されています。授業中,学生は以下の質問を投げかけられました。今日の授業を聞いて,学生さんはどう考えるようになったでしょうか。

Question:今後のエネルギーミックス(電源構成)政策,あなたならどれを選ぶ?

A:原子力をメインとし,火力発電+自然エネルギー
B:原子力を減らしつつ,火力発電+自然エネルギー
C:原子力はすぐに止めて,火力発電+自然エネルギー
D:自然エネルギーをメインに,火力発電もできるだけ減らす。

ちなみに学生の意見は
A:1名,B:26名,C:1名,D:5名,無回答:多数
でした。

 

坂城町の自然エネルギー政策(スマートタウン構想)の取り組み(2016/07/08)
【坂城町 企画政策課 堀内 弘達 様,原西健太 様】

 坂城町は上田市にお隣で,工業団地を保有し多くのメーカーさんが集まる産業の町です。ものづくりには電力や熱などのエネルギーを大量に使用します。坂城町では,そのエネルギーの使用状況を「見える化」するところから実践されており,今後どのように町全体でエネルギーを賢く使っていこうかと考えています。

 

上田市の自然エネルギー政策と実情(2016/07/01)
【上田市 生活環境部 中野 智絵 様】

 上田市は,日射量と木質バイオマスが豊富にあり,それらを利用すべく市が実施している補助政策を中心にお話をしていただきました。今回の講師は,2014年度(2015年3月)に環境ツーリズム学部を卒業した先輩で,観光系のゼミ生でしたが,今では”環境”に関わる業務でご活躍しています。

 

長野県の自然エネルギー推進施策(2016/06/10)
【長野県 環境エネルギー課 田中 信一郎 様】

 長野県下のエネルギー事情から,長野県のお金がいかに県外や海外に流出してしまっているのかが分かりました。長野大学生の多くは長野県に在住(実家,独り暮らし)しており,身近な問題を提示していただいたと思います。今回の講義は,自分自身の問題だけでなく,ご家族そして将来の自分自身のライフステージに直結する非常に有意義なお話でしたが,皆さんはどのように感じたのでしょうか・・・?

 

木質バイオマスの現状と課題(2016/06/03)
【エコ屋・ごしょうらく 川田 富夫 様】

 地元で木質バイオマス利用の普及活動をされている川田さん(エコ屋・ごしょうらく)をご招待して,木質バイオマスの必要性についてご講話いただき,現在実践している,バイオマスボイラーの利用・展開についての紹介がされました。

 「なぜ自然エネルギーが必要なのか?求められるのか?」をテーマに,学生自身の身の回りにある問題(エネルギー利用,政治問題など)を絡めてわかりやすくご説明していただきました。

 

ミニ水力発電の実践と課題(2016/05/20)
【NPO地域づくり工房 傘木 宏夫 様】

長野県(特に北信地域)で実践されているミニ(中小)水力発電事業の取り組みについてご紹介いただきました。

発電事業よりも環境教育をベースに取り組んでおられ,現場の目から発電施設の継続・運営の難しさについてご説明いただきました。