活動内容

ほ場の整備(開墾)

恵みの農地(仮)に侵入者・・・?

 年が明け,センター試験も無事に終わったところで,大寒波がやってきました。上田も一面銀世界に!。来年以降,冬になるとこの景色が当たり前になっていくのかな・・・。
 今週の土曜日(1月21日)に,10回目の実習を予定しているので,現場確認で行ってみると,何者かが。。。
まだ,我々も利用していないスロープを使って山から下りてきた形跡が。
この足跡は,確実に・・・・ヤツですな・・・。

ほ場の整備(開墾)第9弾(2016/12/17)

 すっかりアップロードを怠ってしまいました。。。

 9回目ともなり,みんなの表情は少しばかりか余裕の表情が垣間見えたので,改めて「ふんどしの締め直し」を行い,早速取りかかりました。

 今回は,伐倒・玉切り,粗朶の破砕(チップ化)を実施しました。

 アカマツ枯損木を伐倒し,これを段差のあるところに掛けて,スロープを作っちゃいました。これで,(将来の)ほ場へのアプローチも容易になりそうです。今回は掛けて終わりでしたが,後日(23日),いつもお世話になっているIさんにと一緒に,チェーンソーで平らにしました。

 写真はありませんが,この日はみんなで「縁舎」にて忘年会を開催! 実習参加者の皆さんが一人もケガをせず無事に年を越せそうです。。。。来年も引き続きケガのない楽しい実習にしましょう! 乾杯!

ほ場の整備(開墾)第8弾(2016/11/20)

 今回は助っ人が4名! 1名は市内在住のマシマさん,あと3名は他学部の先生と学生さん(2名)でした。このように少しずつ関心・興味のある方々が集まってきました。

 さて今回の主役は,助っ人のナカジマさんとフクイさん,そして薪割り機です。

 助っ人のお二人は早速,サトウくんの指導の元チェーンソーの使い方から教わり,玉切りをしちゃいました。二人とも最初はビビってたけど,だんだん慣れて,楽しそうに作業をしていました。実に肝の据わったお嬢さん達でした。

 今回使用の薪割り機(WS-500)は,上田市内の北炭商事様から1日レンタルしてきました。破壊力約9トン,径40~50センチの丸太も軽々割ってしまうほどの強力な助っ人でした。

 割った薪は,竹とクランプで作成した棚に。竹の使い途をこのような構造物の骨組みとして考えていますが,かなり改良の余地がありそうです。

 大学のある塩田地域も竹藪の拡大が深刻です。竹藪の整備はもちろん必要ですが,それと同時に利活用方法を考えていかなければ,木と一緒で,切るためだけにコストを掛けることになってしまいます。切るからには有効的・有益的な利用方法を考えていく必要があります。竹もバイオマスのひとつですので,まずはマテリアルとしての利用方法をこうして考えている訳です。


 今回もケガ無く無事に終わりました。皆様どうもお疲れ様でした。またよろしくお願いします。乾杯!

ほ場の整備(開墾)第7弾(2016/10/15)

 前回の実施から2週間が経ちました。あっという間の2週間でした。

 先週金曜日(10/07)から,薪搬出量(材積量)の調査スタートです。不慣れなポールを使いながら試行錯誤して計測をしました。台形の面積ってどうやって測るんだっけ??? な~んて言いながら,この日は算数の復習でした。

 いよいよ,あと残すは大物(大径木)のみになってきまして。伐倒は段々慣れてきましたが,やはり玉切りした材の搬出に一苦労です。林内作業車は所有していないので,人力で移動・積み上げをしております。

 どなたか手頃な林内作業車をお譲り下さい! (>_<)

 今日も皆様お疲れのご様子。終わったところで写真を隠し撮りしましたが,みんなの立ち振る舞いがなんともかっこよかったのでアップしておきます。

 それと,今回は慰労会も開催! 今回は長野大学と地域の方々が交流を深められる施設「縁舎(えんしゃ)」にて行いました。

 隣の生島足島さんでは七五三やってましたが,その傍らで我々はなんとBBQ,どうもお騒がせしました。今度は,鍋にしましょうか・・・。 

 今日も皆さんケガも無く,良い1日でした。乾杯

ほ場の整備(開墾)第6弾(2016/10/02)

 いよいよ後期がスタート!

 開墾作業に助っ人登場! チッパー(KC110W)くんがいよいよ稼働です。

 まずは,試しに使ってみようと,ゼミ時間(9月30日)に試運転しました。

 みんな結構楽しかったみたいで,いつの間にか枝持って行列つくってましたね。

 さてさて,この日はチッパーくんの活躍のおかげで捗りました。いままで駐車場側に伸びていたニセアカシアは,牽引伐倒で重力とは反対方向に倒していましたが,今回は重力の赴くままに駐車場側に倒し,その後玉切りと枝条のチップで後片付けもすっきりできました。翌日出勤してきた職員も作業跡には全く気づいていなかったようです。

 

自然エネルギー・上小ネット情報交流会(vol.32)
とコラボ(2016/09/10)

 実はわれわれ,自身のこれまでの開墾作業を「伐倒実習」あるいは少し色を付けて「森林整備実習」と紹介したりもしています。

 この度,自然エネルギー・上小ネットさんのご尽力により,われわれの森林整備実習を紹介できる場を設けていただきました(第32回上小ネット情報交流会)

 

第32回 自然エネルギー・上小ネット 情報交流会

 司会:バイオマスエネルギー部会:川田 富夫 氏(エコ屋・ごしょうらく)

 【フィールドワーク1】森本ゼミの森林整備実習(伐倒)の実演

 Iさん(岩崎講師の指導下)によるクヌギ(30年余生)の伐倒

 

【フィールドワーク2】長岡鉄工所(上田市小泉)のバイオマスボイラーと
           燃料投入自動運転の実証

  ①コロコロ薪(川田さんの実用新案(取得済み))の自動供給システム
  ②茶の剪定枝を燃料としたボイラーで熱供給

 

【講 演】:森本英嗣(里山再生に向けた地域課題と解決策の模索:
      木質バイオマスエネルギー利用の視点から)
      報告資料はこちら(一部抜粋したものです。)

 僭越ながら報告させていただきました。われわれが活動している恵みの森に隣接している東山地区は,アカマツが自生しており古くから地元住民の生活の一部として慣れ親しまれ,利用されてきました。所謂「里山(農用林)」だった訳です。そんな東山も松くい虫による被害が激甚であり,早急な対応策が求められています。

 今回は,千曲川流域学会での活動を通して見えてきた東山の現状と地図分析(GIS)による東山の被害状況を解説いたしました。そして,今後,大学としてどのように東山の再生に関わっていくべきかを提案させていただきました。われわれの活動を紹介でき,今後の研究活動につなげられる有意義な交流会だったと思います。上小ネットの皆様どうもありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

改めて・・・

 大学生にチェーンソーを使わせて木を伐る実習というのは,本来ならばケガの問題から敬遠されがちです。しかし,当ゼミでは,安全防備を完備し,チェーンソーの使い方を十分に理解した上でプロの指導の下で実施しています。改めてわれわれの活動が安全安心の元で行われていることをご理解いただきたいと思います。

ほ場の整備(開墾)第5弾(2016/09/04)

 夏休みの最中もぼちぼち伐ってます。参加者はさすがに少なかったですね(IさんとMくん)。それと講師の岩崎さんと以前大学の講義「自然エネルギー論」でもお世話になった川田さん(エコ屋・ごしょうらく)の総勢5名での実施でした。

 今回はなかなかの曲者で,胸高直径1mほどあるニセアカシア。引き続き牽引伐倒での作業でチルホールを2台も使っちゃいました。牽引前に,岩崎講師が木登り器で高所にワイヤーを設置して下さいました。設置して岩崎さんが木から降りようとしたときこんな話題になりました・・・。

 「これまでの落下事故で一番低かったのはどれぐらいか知ってる?」

 「2m? 1m?」

 「いや・・・3センチ」

 「3センチの高さから落下してケガ。それで労災申請したっていう記録があるんだって」

 皆さん,段差につまずいて転んでも労災申請しないでね。

 ところで,今回の成果はニセアカシア1本でした。木のくせも強く,玉切りにも手こずり,搬出人員も少なかったので1本で皆さんお疲れになられました。無理して次の木を伐っても,疲れているので集中力が欠けてケガする危険もありますので,本日はこの辺で抑えておきました。

 玉切った材は見えるところに置いて,大学教職員の方々にも見てもらえるようにしました。くれぐれも持っていかないで下さいね。

 今回もケガ無く無事に終了しました。 乾杯!

 

ほ場の整備(開墾)第4弾(2016/07/31)

 少しずつですが雰囲気が変わってきました。お分かりでしょうか?

左:作業前(2016年06月11日)  右:今回作業終了時

その1:外観の変化(軽トラ付近に変化が・・・)

 これを拡大すると↓↓↓

 

その2:林内の変化 (日当たりが相当良くなってきました。)

 今回も午前中で終了(9:00~12:00)。午後からは刃の手入れ方法を教わりました。

 棒ヤスリを使った目立て,平ヤスリを使ったデプスゲージの調整を実施しました。

 目立て前の写真取り忘れ。。。Afterだけでもアップ。

 何ごともそうですが,一朝一夕で上手にできる訳ありません。これからも少しずつ勉強して参りましょう。

 ところで8月は,ゼミ生の大半が帰省予定ですので,しばし休憩です。今後の活動をお楽しみ下さい。後期からは開墾以外の話題もアップできればと思います。


ほ場の整備(開墾)第3弾(2016/07/16)

 上田は年間通じて降水量が少なく,梅雨時でもそんなに降る地域ではありません。今年は例年以上に降っている様子ですが,この日は朝から晴れ間が見えていました。

 今回は牽引伐倒(倒す木にワイヤーを付けて強制的に倒す方向を決めて倒す)を実践しました。牽引伐倒は比較的安全に倒木できる方法ですが,作業する2人の息が合わないと上手く倒れなかったり,ケガをしてしまいます。

 S君とK君の初めての共同作業♡。上手く倒れるかな・・・?

 さらに,薪割り(手斧)も実践。前回,前々回に伐採したニセアカシアの丸太を薪用のサイズに割っていきました。

 一点を集中して~・・・斧を振り落とす!

 最後に,チェーンソーのメンテナンス(エンジン部分)のミニ講習をして今回は無事終了しました。

 そろそろ慣れてきた頃ですかね。この時期が危険です。
 中だるみしないよう今一度気を引き締めて緊張感を持って次回に臨みましょう!

ほ場の整備(開墾)第2弾(2016/07/03)

 前日まで天気予報では,曇り時々雨(降水確率50%)でしたが,雨は降らず絶好の作業日よりでした。

 さて今回も伐倒作業が中心でした。小物(小径木)は前回ほとんど切ってしまったので,今回は中物(径20~30cm)が多く,伐倒・玉切り後の運搬に一苦労でした。皆様本当にお疲れ様でした!

 今回は【突っ込み切り】と【くさびを打っての伐倒】もやりました。

 松くい虫被害木の伐倒の際は,上手く倒れず,隣の枝に引っ掛かってしまいました。。。。(汗)

 でも,講師の岩崎さんのお陰で無事に処理できました。

 

 吉村先生も初参加そして初切りです。


【開墾開始前からの定点観測】どれくらい変化したでしょうか?

 

 

ほ場の整備(開墾)第1弾(2016/06/11)

 恵みの森の開墾が本格的にスタートしました。

①チェンソーについての基礎知識を学習
  講師:岩崎 様(上小森林組合員,伐倒歴 25年)

②さっそく伐倒作業へ

 ・周辺の状況,木の生え方をよく観察し,倒す方向を考える。
 ・受け口を作る。
 ・受け口と木を見て,倒す方向を再度確認する。
 ・追い口を作り,伐倒する。木が動きだしたらすぐ逃げる!これ鉄則。

③玉切り

 ・切り口を見ながら割れる方向を考えてチェンソーの上下の刃を上手く使って切る。

 

本日の集大成! ~マツノザイセンチュウの餌食になったアカマツを伐倒~

 

最後に集合写真(Before & After)

皆様お疲れ様でした!ケガもなく良い1日でした。

乾杯!

 

これからもまだまだ続きます。


ほ場の整備(開拓)調査(2016/06/03)

 現在,ゼミの活動拠点がないため,ゼミ生とともに「恵みの森」の一部を利用する許可をいただき,みんなで開拓することになりました。

 立派なクヌギやコナラの木々が生い茂っている中,どこを開拓しようかと模索しながら,まずは簡単な測量を行いました。

すると,そこにあったのは鹿骨・・・。恵みの森に鹿が生息しているのか・・・?

それとも,誰かが食した後に放置したのか・・・?